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一番たくさん使うのは日本の桜  手の仕事の家具づくり

さいが製作所で使用している樹で、一番多いのは日本の桜です。

2002年春に製材した根元の太さ約100×60cm長さ4mの桜です。

2003年秋には人工乾燥が済んだのでアームチェアC163を製作しました。

まだまだテーブルなどの家具を作る分があります。

桜は赤味が強く色の濃い木です。使っているうちにますます赤味が濃くなり良い色合いとなります。さいが製作所ではそのままの色を活かすため、着色をせずにそのままの色をだいじにオイル仕上げにしています。

海外には、ウォルナットやチークなどいろいろな良い木がありますが、日本にも欅、桜などすばらしい木があります。その中でも桜の色合いはすばらしく木の質もきめ細かです。 ただ、腐りやすいので空洞になっていたり、乾燥すると狂いや割れが大きいので扱いにくく、手間のかかる材です。私の作る桜の家具には割れた材料も機能に支障のない限り使っています。

桜の板材は一般的にあまり流通していません。またテーブルの一枚板になるような幅広の材もない<<桜はそんなに太く成長しません>>のでテーブルの甲板は同じ丸太の板で矧ぎます。さいが製作所では桜の丸太をさがして製材・・天然乾燥・・人工乾燥をへて家具に使用しています。

上の写真の桜を製材しているところです。

長さ4mの丸太のまん中で切ったので長さ2m、大きさを右側の人と比べてくださいる

製材したあと、板ができるだけ割れないように木口や芯に割れ防止剤を塗ります。そして、屋根の下で桟積みして1年以上天然乾燥します。そのあと、人工乾燥をして家具に使える材料となります。

上の写真で製材した桜の板が、人工乾燥が済みました。<2003秋>

いつでもご注文に応じて使うことができます。

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